南福島ソフトリーグ第50回大会記念事業「マラソンソフト」開催
50イニング11時間の熱戦 モモ vs ケヤキ 68:61 チャリティー募金21,839円
平成19年4月29日(日)(昭和の日)、杉妻小学校校庭において、南福島ソフトリーグ創立25周年、第50回大会を記念する事業「マラソンソフト」が育成会チームを含む20チームが参加して行われました。
朝8時にプレーボール、50回を消化しゲームが終了したのは19時を過ぎました。約11時間に及ぶ熱戦は福島の花「モモチーム」が福島の木「ケヤキチーム」を68対61で下しました。
育成会の子どもたちも含め、約300名の選手が元気なプレーを展開しました。プレーの後は、お母さんたちがつくってくれた「豚汁」をおいしくいただきまた。
日ごろお世話になっている、杉妻小学校の教育環境のために役立てていただこうと、大人の選手に募金をお願いしたところ、21,839円が集まりました。
このお金は5月2日会長と事務局長が学校に届けました。
このマラソンソフトが好天に恵まれ、楽しい一日を、一人のけがもなく終了できたこと、協力していただいたすべての方に感謝いたします。
東京オリンピック・パラリンピック福島大会前夜祭実行委員会のページです。
東京オリンピック(40周年記念誌より抜粋)
平成25年(2013年)9月8日、IOCは2020年の夏季オリンピックを東京で開催することを決定した。2年半前には東日本大震災と原発事故があり、日本は復興に向けてがんばっているところでした。7年後の2020年には復興も進んでおり、世界に向けて、日本の復興を発信できるとの思いから、2020年東京五輪を復興五輪と位置づけて、招致活動を行ってきました。
復興五輪であれば、被災地、福島の復興発信は欠かすことが出来ません。岩手では2019年にラグビーW杯、宮城では五輪サッカー開催が決まっていましたので、福島は野球・ソフトボール競技の誘致活動が、福島市(あづま球場)、郡山市(開成山球場)、いわき市(いわきグリーンスタジアム)の3市が競い合う形で行われました。しかし、いずれも決め手に欠け、県民の五輪誘致にかける熱い思いが必要でないかと考え、県内の野球、ソフトボール団体が中心となって、「2020年東京オリンピック野球・ソフトボール福島県誘致委員会」を結成し、平成28年11月6日、教育会館に約600人が集結し決起集会を行いました。南福島ソフトリーグからも60名の参加があり、会長には南福島ソフトリーグの杉昭重会長が就任しました。ゲストとして、元読売巨人軍の松本匡史氏と福島ホープス監督岩村明憲氏がきてくれました。
11月11日、誘致委員会は、五輪組織委員会、五輪大臣、文科大臣、全日本野球協会に誘致活動を行いました。11月19日には、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)のフラッカリー会長があづま球場に来たときに立ち会いました。この視察の後、同会長が施設の面を問題視し、「あづま厳しい」という新聞記事が流れました。12月1日には福島市とともに県に要望活動を行いました。翌年1月2日にはラジオ番組に出演し、誘致活動のPRをしました。この間、12月のIOC理事会では、福島開催が一旦見送られましたが、県民の皆さんや関係者の熱い思いが実り、平成29年3月17日、IOC理事会で野球・ソフトの福島開催が決定しました。私たちの誘致活動が実った瞬間でした。
福島市でオリンピック、夢のようでした。福島で競技が行われることが子どもたちへの大きなレガシー(遺産)になります。
福島開催が決まった以上は、絶対に成功させねばなりません。そのために私たちが出来ることは何か、県民のオリンピックの機運を今以上に盛り上げていかなければなりません。この誘致委員会を実行委員会に移行させ、各種事業を行っていく必要があります。平成29年4月8日、県文化センターで役員会(参加者100名)を開き、正式に「2020年東京オリンピック野球・ソフトボール福島県実行委員会」に移行しました。各種大会に「2020年東京オリンピック野球ソフトボール福島県開催記念」という冠をつけて盛り上げたりしました。また、オリンピック開会の前日には、前夜祭として、歌舞伎や太鼓、琴、合唱などで盛り上げようとしましたが、五輪1年延期やコロナ禍のため、前夜祭は中止となりました。
福島でのオリンピック、野球とソフトボールは、県民の熱い声援のもあり、見事に金メダルに輝きました。私たちのオリンピックに懸けた想いが花開いた瞬間でした。
2020年東京オリンピックが1年延期されることに伴い、前夜祭も延期が決定されました。
前夜祭実行委員会が発足しました。(福島民報新聞2020.2.9)
前夜祭実行委員会の準備会が開催されました。(福島民報新聞2020.1.14)
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